SAP 移行 のためのSAP Qualified Solutionとは?(SAP クオリファイド ソリューション)(vol.7)

2021.2.8

SAPジャパン社が提唱するSAP S/4HANAへの移行方式のひとつにコンバージョン(以下、SAP移行またはコンバージョンと言う)があります。
SAP ERPユーザーは2027年までの間に、SAP S/4HANAへの移行をするべきか、他社ERPに乗り換えるべきか決めなければなりません。

しかし、ERPの領域は検討範囲が広く、その調査作業は膨大なものになるかもしれません。
そこで、SAP社のパートナー・パッケージソリューション制度に承認されているSAP Qualified SolutionSAPクオリファイド ソリューション)のうち、コンバージョンの知見と実績を持ったSAPパートナーが日本で7社ございます。
SAP S/4HANAへの移行検討にあたり、皆さまのお力になるであろうこの7社とそのサービス内容をご紹介します。
SAP移行に向けたヒントになるかもしれません。

SAP Qualified Solutionとは?(SAP クオリファイド ソリューション)

SAP社のパートナー・パッケージソリューション制度に承認されているSAP Qualified Solution (SAPクオリファイド ソリューション)をご存じですか?

SAP Qualified SolutionとはSAP社の承認済みパートナー・パッケージソリューションであり、SAP パートナーによって開発、販売、サポートされるソリューションです。
この承認を受けると、SAP社の認定ソリューションとしてSAP Qualified Partner-Package SolutionSAPクオリファイド パートナー パッケージ ソリューション)のロゴを使用できるようになります。

SAP Qualified Solution は、SAP S/4HANA, on-premise(新規/移行)、SAP S/4HANA CloudSAP Analytics Cloudなどソリューションごとに分かれています。
コンバージョン(SAP S/4HANA, on-premise(移行))に関する認定パートナーは、日本には7社しかありません。
2027年のサポート期限に迫ったSAP S/4HANAへの移行を強力に支援いただけるものと思います。
それでは、その7社のSAP Qualified Solutionをご紹介していきます。

SAP移行のためのSAP Qualified Solution①(株)電通国際情報サービス(以下、ISID) SAP S/4HANA移行トータル支援サービス

SAP S/4HANAの移行が決まっていないSAP ECC6.0ユーザーのために、最適な3つのサービスがあります。
ITロードマップ策定支援サービス」では、まずSAP移行の方針策定を提供します。
「アセスメントサービス」ではクラウドサービス「Panaya(パナヤ)」を使い、48時間でSAP移行の影響分析を行うことで、信頼性の高い移行コストや、正確なSAP移行見積を算出してくれます。
そして「コンバージョンサービス」に移行プロジェクトが進めば、安定した移行作業へ進むことができます。

SAP移行をどうするか?をお悩みのSAPユーザーは、まずISIDSAP S/4HANA移行トータル支援サービスでアセスメントを受けてから、意思決定してはいかがでしょう?

参照元:https://erp.isid.co.jp/solution/sap-s4hana-assessment

SAP移行のためのSAP Qualified Solution② 日本電気(株)(以下、NECSAP S/4HANA移行サービス

NECのSAP S/4HANA移行サービスは、自社でSAP HANAを活用しているノウハウを活かして、アセスメントから導入まで、すべて一貫してご支援できることが特長です。
導入期間は標準で6ケ月となり、短い期間でSAP移行を実現することができます。

参照元:https://jpn.nec.com/sap/solution/hana02.html

SAP移行のためのSAP Qualified Solution③ 富士通(株)SAP S/4HANAコンバージョンサービス

富士通はSAP S/4HANAへコンバージョンするために、マルチプラットフォームに対応した高品質な環境を提供しています。
SAP S/4HANAコンバージョンのための検討や準備からシステム移行をワンストップで提供しています。

参照元: https://www.fujitsu.com/jp/services/application-services/enterprise-applications/sap/services/saphana-conversion/index.html

SAP移行のためのSAP Qualified Solution④ アビームコンサルティング(株) ABeam Cloud® Conversion Express Factory for SAP S/4HANA

コンバージョンに必要な作業を定型化する「専門工場」で処理することが特長のSAP S/4HANAコンバージョンサービスです。
短納期で高品質、低価格で提供するサービスで、コンバージョンプロジェクトの早期立ち上げが可能です。

参照元:https://www.abeam.com/jp/ja/expertise/SL214

SAP移行のためのSAP Qualified Solution⑤ コベルコシステム(株) SAP S/4HANAコンバージョンサービス “K4C

SAPの豊富な製造業の導入経験を顧客に提供するSAP S/4HANAへのコンバージョンサービスです。製造業に導入してきた経験を活かし、生産管理モジュールのコンバージョンに対応しています。

参照元:https://www.kobelcosys.co.jp/solution_service/detail/k4c/

SAP移行のためのSAP Qualified Solution⑥ TIS(株) SAP S/4HANAのりかえサービス

お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するために、豊富なSAPプロジェクトの経験とSAP S/4HANAの知見を提供しているサービスです。
SAP S/4HANAテクニカルコンバージョンのための様々なサービスを用意しています。

参照元:https://www.tis.jp/service_solution/s4hananorikae/

SAP移行のためのSAP Qualified Solution⑦ クレスコ・イー・ソリューション(株)MOA(Migration & Optimization & Assessment)

SAP ERPからSAP S/4HANAへ最短4ヶ月と短期間で移行するサービスで、Migration(環境移行)、Optimization(最適化)、Assessment(事前検証)を一気通貫でサポートするサービスです。

参照元:https://www.cresco-es.co.jp/service/moa/

まとめ

SAP2025年問題から2027年問題に少し期間が延びたとはいえ、コンバージョンプロジェクトやそのためのアセスメントの期間を考慮すると、移行検討から方針決定までの期間にそれほど猶予はありません。
SAP S/4HANAの新機能でできることを把握し、SAP S/4HANAに移行するのか、他社ERPに乗り換えるのか、SAP S/4HANAに移行するとしても、その移行方式はコンバージョンなのかリビルドなのか、SAPユーザーは早急に検討を開始しなければなりません。

SAP ERPユーザーは導入時に大変なご苦労をされている企業が多いと感じています。
その理由はERPの業務カバー範囲が広く、ERP導入プロジェクトにはどうしてもトラブルがつきものだからです。
「あの苦労はもうしたくない」と思っているあなたには、SAP S/4HANA移行方式の中でも、最もコストが安く、リスクが低いコンバージョンが第一の選択肢として挙がるものと思います。

次世代のERPソリューションであるSAP S/4HANAは、業務改善、決算の早期化、適切な経営判断、開発の効率化、ガバナンスの強化、在庫の適正化など、経営課題の解決や業務の効率化、コスト削減につながる将来のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)実現のプラットフォームです。
SAP S/4HANAへの移行は、最もコストが安く、かつ安全にDXを実現できる環境を手に入れられるものと成り得ます。
そのため、まずは各社のアセスメントサービスを受けてみてはいかがでしょうか?
クラウドサービスを使い48時間で影響範囲を診断し、見積もりをしてくれるサービスもあるぐらいですから、意思決定の材料は簡単に揃うかもしれません。

SAP社のパートナー・パッケージソリューション承認されているSAP Qualified Solution7社にぜひ、SAP S/4HANA移行について、お気軽に相談してみましょう。

本記事は2021112日の情報を基に作成しています。
SAP移行サービスに関する詳しいお問い合わせは、各SAP移行ベンダーのサイトからお問い合わせください。