概要
SAP ERP外部に抽出した、生産・購買・会計データを用いて品目別実際原価を算出します。
さらに、品目別利益の算出・製造原価や販管費を変更した場合の実際原価のシミュレーションも可能です。
ADISIGHT-ACSは、製造業様におけるコストダウン・販売価格検討・原価の予実管理・選択と集中などの経営判断に役立つソリューションです。
1分でわかるソリューションのポイント
よくある課題
ISIDはこれまで、20年以上に渡り、製造業のお客様に対して原価管理システムのご提案・ご導入を行ってまいりました。
どの製造業のお客様においても、「本当に儲かっている製品」を把握するために「詳細な実際原価の分析を行いたい」という強いニーズがあることを実感しています。
しかし、その一方で、「原価管理システムは導入の障壁が高い」、「原価管理システムを導入しても使いこなせていない」といった課題も多く耳にします。実際原価を用いた分析業務までを十分に活用できているお客様は少ないのではないかと感じております。
- 品目別標準原価しか把握できず、品目別実際原価が把握できない。
- 儲かる製品、儲からない製品の判別ができない。
- 原材料価格が高騰した場合や製造間接費・販管費の配賦方法を変更した場合の分析を行えない。
導入効果
前述の原価管理に関する課題を解決するため、ISIDは、ADISIGHT-ACSを開発しました。
ADISIGHT-ACSは、手軽に素早く実際原価計算を行い、実態を把握し、本当に儲かる製品を把握していただき、お客様の利益創出、原価低減に寄与します。
- SAP ERPの財務原価に影響を与えることなく、SAP外で品目別実際原価を算出可能。
- 販売データや販管費データを連携することで、品目別の売上総利益、営業利益、限界利益の算出が可能。
- 原材料価格の変動、製造間接費・販管費の配賦方法変更等が、品目毎の実際原価に与える影響額をシミュレーション可能。
システム構成
ADISIGHT-ACSは、大きく4つの機能群から構成されております。
①ISID独自のSAPデータ連携フレームワーク製品:BusinessSPECTREを使用した高速データ抽出/差分転送機能
②財務会計基準にとらわれない柔軟なシミュレーションを行うための設定ツール機能
③「品目別実際原価」を算出するための処理エンジン機能
④シミュレーション結果を確認するためのレポート機能
オンデマンド・セッション
ADISIGHT-ACSは、品目別実際原価の把握を実現します。